柳井准看護学院は、山口県東部地区唯一の准看護師免許取得のための准看護学院です。

 当学院の歴史は古く、昭和３３年４月に柳井准看護婦養成所として開校し、昭和４６年３月名称を柳井医師会附属柳井准看護学院とし、山口県知事より各種学校の認可を受けています。昭和５７年に柳井市南町の現在地に新築移転し、開校以来６０年間以上の歳月を経過し、約千人以上の卒業生を輩出し、それぞれの場で活躍しています。

 １学年の定員は２０名、２学年の学校です。小規模ゆえ、一人一人に目を向けた指導をすることができ、学生はアットホームな雰囲気で看護の学習に専念できます。

 １年次は週に３日間（木金土）終日、２年次は４日間（月水木金）終日の登校となっています。終日学習するため、効率よく教科を学習でき、成果を修めています。２年次に行われる准看護師の全国模試では、常に上位の成績を修めています。

 学生の通学圏は、周南市から岩国市と広域に渡っています。多くの学生は、病院や介護施設の看護助手として働きながら通学しています。卒業後進学する学生は半数を占め、岩国市の岩国YMCA国際医療福祉専門学校（昼間の全日制：２年間）、平生町の平生看護専門学校（昼間の定時制：３年間）のどちらかに進学し、看護師資格取得を目指します。就職の場合は、柳井周辺や中規模の病院、クリニックなどで活躍しています。